僕は、カナダ国境からメキシコ国境までを繋ぐ、約5000kmの自然歩道、コンチネンタル・デバイド・トレイル(CDT)を歩いている。
6月21日、セントメリーからトゥーメディスンまで、ヒッチハイク。
彼らはミシガン州から遊びに来てた大学生。彼らに出会うまで、2時間ヒッチハイクを頑張った。その苦労が救われる瞬間。
グレーシャーナショナルパークのトレイルを歩いているディハイカーに、壮大なグレーシャーをバックに記念写真を撮ってもらった。ディハイカーは、みんなCDTハイカーを凄いって言ってくれるから、気分良し。
強風の中、この先の景色見たいという欲求だけで、黙々と歩く。
待っていたのは地平線。これが本物の地平線か…。
しばらく立ち止まる。あの先には何があるんだろうか…。世界が僕を呼んでいる気がする、そんな瞬間が好きだ。
峠を越えてイーストグレーシャーパークへ。
ささやかでも大きな喜び。
前にも書いたが、CDTは、バックカントリーパーミット(許可書)が必要な区間がある。ここモンタナ州グレイシャー国立公園では、テントは指定地でないと張れないし、立ち入りも厳格に管理されている。パーミットの空きがなければ、行程を組むこともできない。
僕は、グレーシャーナショナルパークセクションは22日で終わったので、しばらくは自由にテントを張れる。これだけでも大きな喜び。
6/22 朝。
女性CDTハイカー2人組のスカイバード(左)とスービー(右)に出会い、なんとなく一緒にイーストグレーシャーパークまで歩く。ハイカーが少ないと言われるCDTで誰かと一緒に歩けるのも珍しいかもしれない。
ここまで来て、はじめてのトレイルエンジェル!
名前はLuna。彼女は、Looking glassというキャンプ場のオーナーで、泊まり客じゃない僕も温かく迎えてくれた。しかも、他のハイカーから雪の峠越えに向かった日本人(僕のこと)の事を聞いてて、心配してたって言ってくれた。なんて暖かいんだ。毎日山にいると、やっぱり人が恋しくなる。ここでシャワーを浴びることもできた。
PCTの時のような、乾燥している南カリフォルニアとは違い、モンタナは湿度も、雨も多いから、そこそこ大変。今のところ、割とシャワーを浴びてたりできている。
そして、沢山のCDTハイカーに会えた嬉しい日でもあった。それくらいハイカーが少ない。みんな、PCTはもちろん、いろんなトレイルの経験のあるスーパーハイカー。なんだかどっしりとした気持ちの座った感がある。ここにも同じものを共有する大きな喜びがあった。
今回はここまでっす。
