ひつじたちの草原 平尾台自然の郷キャンプ場

カルスト台地にあるキャンプ場

広大な草原を風が駆け抜けていく。揺れるススキのそばには、じっとたたずむひつじの群れ。ぴくりとも動かないのは石灰岩のひつじだから。福岡・北九州市の平尾台自然の郷キャンプ場は、四季折々のカルスト地形を眺めながらキャンプができます。夕暮れ時を迎えると、草原のひつじたちの肌が赤く染まっていきます。幻想的な光景をのんびり眺めながら、缶ビールをプシュッと一杯。これが最高なのです。

ポツポツと見える白い岩がひつじならぬ石灰岩。実はこの岩単体ではなく、下で巨大な石灰岩としてつながっているのだぁぁぁ

ゴツゴツした岩のイメージが強いカルスト台地ですが、テントサイトはなだらかな芝生が広がっています。ペグも打ちやすそうでした。テントサイトは開けた広場サイトと、車を横づけできるオートサイトがあります。どちらも11区画あり、広々としているのでぜいたくに使えます。サイトのはずれには、ログキャビンも2棟あり、雨の日にはちょっと奮発して丸太小屋に泊まるのもいいかもしれません。

オオカミから逃れるならワラの家より、丸太小屋。

トイレはきれいで、不快感なく使用できます。温水のコインシャワーがあり、こちらも不潔な感じはありません。ちなみに平尾台といえば、地下には天然記念物の鍾乳洞があります。温泉を掘ろうとすればどこもかしこもドリーネだらけになってしまうこと間違いなしです。

木の家より頑丈そうなトイレの家。綺麗に管理してあります。

子ひつじたちの遊び場

テントを設営したら、ひと休み。平尾台の景色をゆっくりと味わいます。ハイキングの時とはまたひと味違う景観です。贅沢な一時、と思っていたら、遠くからは子どもたちのあそぶ声が聞こえてきました。ここは子どものプレパークも併設しているのです。大人時間はもう少し先みたい。日が暮れる前に自然の郷で遊びつくしましょう。

枯山水の庭園!と思いきや砂場だった。石灰岩が並ぶ砂場なんてなかなかないのでは。
ふわんポリンで子たちが跳ねて駆け回っている。楽しそう…。
岩という岩はすべて石灰岩…。
童心忘れるべからず。大人には筋トレに近い動きかもしれない。
一番人気の滑り台には長い行列が。取り巻きの親の目が気になり断念。
高原音楽堂ではライブやコンサートも行われているらしい。子どもたちは遊ばせて、大人たちは音楽を楽しみながらビールを片手にゴロン、最高か。
子ひつじサイズの石灰岩がごろごろ。平尾台のハイキングコースが少しハードなら、ここで子ども達と気軽に登るのもよし。
キャンプ場の隣には草そり場。子どもも大人もぎゅうぎゅうになって小さなそりで滑っている。沢山の笑い声が響いていた。

大人から子どもまで気軽に楽しめる自然の郷。雄大な自然を味わいに足を運んでみてはどうでしょう。街からも距離があって夜はとても静かです。草原の中で過ごす一夜。もしかすると、夢でもひつじたちに出会えるかもしれません。

平尾台自然の郷 キャンプ場
〒803-0180 福岡県北九州市小倉南区平尾台一丁目1番1号 TEL 093-452-3715
http://www.hiraodai.jp/sato

利用料金(2021年現在)

日帰りオートサイト3000円/1区画
ログケビン付きオートサイト7000円 
広場サイト1950円
宿泊オートサイト4500円
ログケビン付きオートサイト11500円
広場サイト3000円
温水シャワー100円/5分
期間基本は3月末~11月上旬
日帰りのみ通年利用可
時間日帰り:10:30~17:00(冬季は16:00まで)
宿泊:チェックイン10:30~17:00 チェックアウト~10:00
楽しく過ごすためのテン場情報
・焚き火・直火は禁止だが、専用のコンクリートの上では利用可。
・ペット同伴不可。
・車1台分の駐車料金は、サイト料に含まれている。2台目以降は、1台あたり300円/日追加料金。
・オートサイトは車1台横づけが可能。
原田 優

福岡県出身。中学校の国語教師を5年で退職。ふらりと始めた九州自然歩道のセクションハイクをきっかけに、ロングトレイルの面白さに目覚める。現在はフリースクールやカフェで働く傍ら、ロングトレイルライターとしても活動中。

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